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ローソンの看板に牛乳缶があるのはなぜ?

コンビニエンスストアのローソンの看板をみると、牛乳缶のマークがありますよね。

なぜ、コンビニで牛乳缶なのか?それは…

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はじまりは、ローソンさんの牛乳屋

「ローソン」は、アメリカのオハイオ州で牛乳屋さんをしていたJ.J.ローソン氏の名前に由来しています。

1939年にJ.J.ローソン氏が始めた牛乳屋さんは、新鮮でおいしい牛乳の評判が広まり、日用品を販売するチェーン店として展開を始めました。

やがて「ローソンミルク社」としてコンビニ・チェーンに発展し、その商標として「牛乳缶」のマークの看板が採用されました。

「ローソンミルク社」は後に「コンソリデーテッド・フーズ社」の傘下となりました。

 

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日本には1975年に進出

日本でのローソンの始まりは、1975年に「ダイエーローソン株式会社」が1号店「桜塚店」をオープンさせたことから始まります。

ダイエーローソンは、コンソリデーテッド・フーズ社とのコンサルティング契約を結び、ローソンミルク社のノウハウを活かして独自のフランチャイズシステムを確立しました。

日本への進出は、1974年に「ダイエー」と「コンソリデーテッド・フーズ社」が提携し、「ダイエーローソン株式会社」が設立されたことで始まりました。

1975年には大阪府豊中市に1号店「桜塚店」がオープンし、看板には「ローソンミルク社」の商標である「牛乳缶」のマークが使われました。

当時のローソンは、アメリカ風の高級デリカテッセンとしてハムやソーセージ、輸入食料品を中心に展開していました。

現在の「ローソン」は、ダイエーが所有していた株式の多数を三菱商事に売却したため、三菱商事の傘下となっています。